趣味のこととか作ったものとか
この記事はRCC OBOG Advent Calendarの6日目です。
昨日は、@PG_nokkiiさんの「Google Homeで作ったスマートホームを自慢したい男たち」でした。
自己紹介と近況報告
いました。
RCC時代に同期が電子工作してたのが楽しそうだったので、最近趣味でいろいろ作ってます。
あと大学を卒業した年にシューティングマッチを始めまして、3年ほど続けています。複数のクラブに参加しているので週末は大体鉄砲を撃ってます。
サバゲは最近あまりできてないです。
シューティングマッチとは
鉄砲を使って行う射撃競技です。
多分、厳密な定義とかはないと思います。
日本のような銃刀法の厳しい国では、鉄砲をエアガンで代用するのが一般的です。
シューティングマッチの種類
日本国内で行われているシューティングマッチで、代表的なものを以下に書き出します。
JSC
恐らく日本で最も盛んに行われている競技です。
金属板でできた的を撃つ速さを競う競技です。
APS
JSCに次いで盛んに行われている競技です。
こちらは速さではなく精度を競う競技です。
シューターは限られた時間の中で可能な限り正確に射撃を行うことが求められます。
ほかの競技がセミオートマチック式(連発式)の銃を使用するのに対し、APSではエアコッキング式(単発式)の銃を使用します。
JANPS
アメリカで開催されるビアンキカップを日本向けにローカライズしたものです。
こちらもAPSと同じく制限時間内での精度を競うものですが、セミオートマチック式(連発式)の銃を使用します。APSに比べると1発の射撃に使うことのできる時間は極めて短いです。
IPSC
移動しながら標的に対して射撃を行い、単位時間当たりの得点を競う競技です。
IPSCのような移動を伴うマッチを総称してアクションシューティングとも呼びます。
どのマッチでも最低限必要になるのは
- エアガン
- アイプロテクション
- ホルスター
です。
また、消耗品として
- ガス
- BB弾
が、必要です。
エアガンに関しては市販ガスブローバックハンドガンであれば大抵のマッチに使用できます。
ただし、例外としてAPSは専用の競技銃を購入する必要があります。また、ホルスターに関してはAPSでは不要です。
上記のマッチの中で初心者の方にお勧めなのはAPSです。
銃の扱いにあまり慣れていない人でも参加しやすく、競技人口も比較的多いためです。
専用競技銃は市販のエアガンに比べてやや高価ですが、これさえ買ってしまえば追加投資はあまり必要ないので、結果的にはほかのマッチよりも費用は安く済むかもしれません。
逆に初心者にお勧めできないのはIPSCのようなアクションシューティングです。
銃の扱いに不慣れな方はガンハンドリングルールの違反により失格になる可能性があります。
アクションシューティングを始めたい場合は他のマッチで経験を積んでからステップアップするのがお勧めです。
シューティングタイマー製作
大抵のシューティングマッチではシューティングタイマーと呼ばれるタイマーが必要になります。
シューティングタイマーはスイッチを押すとブザーが鳴ってタイマーがスタートし、それから銃声が鳴るたびに発射時間を記録していくというものです。
しかし、エアガンで使用できるタイマーは種類が少なく、実銃用のタイマーはエアガンで使用するために加工が必要という問題があります。
そのうえ需要が少ないためにどの製品もやや高価です。
それならいっそ自分で作ってしまおう、ということでシューティングタイマーの製作を行いました。
材料
・Arduino
・コンデンサマイク
・ブザー
・キャラクタLCD
・ケース
など
総額6千円程度
スイッチを押すとブザーが鳴ると同時にタイマーがスタートし、コンデンサマイクが銃声を拾うたびに、その時間を記録してLCDに表示していきます。
実用性は問題なさそうですがサイズがやや大きくなってしまったのと、外装が雑なのが問題。
より小型できれいなものを作り直している最中です。
APSプレート製作
前述のAPSという競技にはブルズアイ、プレート、シルエットと呼ばれる3種類の種目があり、その合計得点を競います。
中でもプレート競技は専用のターゲットを用意する必要があるため、練習設備を整えるのが最も困難です。
APSプレートターゲット
- 5枚×3段の合計15枚の的
- ブザーが鳴ってから3秒間だけロックが外れる
- ロックがかかっているときは的に弾が当たっても倒れない
材料
・STM32
・プッシュソレノイド
・MOSFET
・ACアダプタ
・木材
・針金
・金具
など
総額8千円くらい?
とりあえず1段だけ作ってみました。
仕組みは単純なのでコーディングは楽でしたが、標的自体を作るのにかなり時間を費やしました。
市販品の標的を買って、それにロック機構を組み込むという案もありましたが、予算の問題で標的ごと作ることになりました。
(市販品の的は3万円くらいするので..)
かなり目分量で作ってしまっているので、精密射撃競技用の的にあるまじきいい加減さです。
とりあえず試作品ということで、もっときれいに作り直します。
以上です。
質問などがあれば連絡をください。
明日は、@ABCanG1015さんです。よろしくお願いします。
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